道路試験所

i-Pavement技術講習会

１．開催概要

2018年9月12日、当協会道路試験所（所長濱田幸二）で、ICT舗装に関するi-Pavement技術講習会を、協会会員向けに開催した。
講習会には、協会各社より技術者20人が参加。
冒頭、濱田幸二所長より「舗装分野の生産性向上が不可欠の中、この講習会を技術向上の機会に活用してほしい」と挨拶のあと、濱田所長より舗装の情報化施工技術の解説が行われた。
その後、TLS（地上型レーザスキャン）の設置や計測の流れについて、実際の機器を用いて講習。
また、ソフトウェアを使ったデー夕処理の解説も行われた。

     
　　　　　道路試験所　所長濱田幸二挨拶　　　　　　　　　　　　舗装の情報化施工技術の解説

2．ＴＬＳ を用いた出来形管理に係わる実習

TLS（地上型レーザスキャナ）の設置や計測の流れについて、実際の機器を用いて講習。
（地上型レーザスキャナ（TLS：Terrsetrial Laser Scanner、以下TLS)はノンプリズムトータルステーションと同様に測距、測角により三次元座標と反射強度を測定する機能を有し、測距光を高速で操作することで高密度な三次元計測データを短時間で取得することが出来る測量機である）

     
　　　　　　　検査面の高さ測定　　　　　　　　　　　　　　　　地上型レーザスキャナの設置

     
　　　　　地上型レーザスキャナの操作　　　　　　　　　　　　地上型レーザスキャナの操作

     
　　　　　計測点群データの3次元的な鳥瞰図　　　　　　　　　　ICT舗装工におけるポイントの説明