資格を取得したい方

受験資格

下に示すいずれかの資格保有者で、1.は5年以上の、2.~4.については7年以上の舗装関連業務(計画、調査、設計、監理・監督、工事、試験、評価、技術開発等)の業務経歴があり、さらにその中で、舗装の計画、調査、評価に関する1年(または3件:期間は問わない)以上の実務経験が必要です。なお、舗装関連業務には、以下のものも含まれます。

※舗装の工事等において、補修工事の施工前調査(機器を用いた調査の他、目視調査も含む)、舗装の調査・診断により補修工法提案を行った業務や、補修工事の実施段階で調査等の提案・実施を行い設計変更された業務、またはこれらに類する業務(新設・改築も含む)。
※「土木設計業務等共通仕様書(国土交通省)」に記載のある「道路詳細設計業務で舗装工設計に該当する内容が含まれるもの。(実務経験は、原則、公印をお持ちの受験者の上長に証明頂きます。)

必要保有資格

  1. 1級舗装施工管理技術者
  2. 技術士(部門:建設部門)
  3. 特別上級・上級等土木学会認定資格
  4. RCCM

上記のいずれかの資格を保有していること。

試験の内容と試験時間

試験は、択一式(マークシート方式:3時間)及び記述式(経験記述と専門記述:3時間)で実施します。

  1. 択一試験:舗装に関する基礎知識、舗装の管理、点検・評価、補修の計画・設計、補修工事に関する知識及び技術者倫理等の項目から出題。
  2. 経験記述:業務経歴から1業務を選定し、業務の概要、その中で果たした役割、技術的問題点や課題と解決策、その評価等を簡潔に記述する形式。
  3. 専門記述:舗装の破損の写真、当該箇所の交通量、地域・気象条件、地形等の条件等から、推定される破損原因と根拠、実施すべき調査・試験、補修方法等を記述する形式や、道路建設時のデータ、供用年数、交通量のデータ等から破損の状況等を掴む形式等

なお、出題の項目、舗装診断士の知識として要求される概略の事項を次表に示します。

択一試験 出題範囲等

分類 項目 舗装診断士の知識として要求される事項
舗装全般 舗装技術全般 舗装技術(新設、補修)の知識
補修(維持・修繕)の意義と必要性
舗装の管理 舗装マネジメント 舗装マネジメント手法に関する知識
点検評価 舗装性能とその評価方法 舗装の要求される性能
舗装構造の評価に関する知識
舗装の点検・調査 舗装の点検・調査・解析技術のに関する知識
評価判定 舗装のて破損および変状の評価・判定に関する知識
点検評価 要求性能の設定 舗装の点検・調査・解析技術のに関する知識
路面・構造設計 路面設計の定義と路面設計手法
舗装の材料設計および構造設計に関する総合的な知識
設計が舗装性能(力学特性・挙動)に及ぼす影響
LCCを考慮した設計
維持・修繕工法 舗装の維持・修繕工法に関する総合的な知識
維持・修繕工法が舗装性能に及ぼす影響
舗装の材料・施工 材料 材料に関する総合的な知識
材料特性が舗装性能に及ぼす影響
施工 材料の製造・運搬および施工に関する総合的な知識
製造・運搬および施工が舗装性能に及ぼす影響
性能の確認・検査及び工事記録
安全管理・環境対策 安全管理・環境対策 現場調査・試験時および工事における安全・環境対策
倫理 コンプライアンス 技術者としての適性な倫理観

記述試験 出題項目等

分類 項目 設問の概要
必須問題 経験記述 舗装の診断業務において経験した内容から、舗装の破損原因の特定や調査手法の選定
適切な補修や修繕工法の立案について、技術的かつ具体的に記述する。
特に、記述する業務における技術的な課題と解決策の整合性、その成果と評価の合理性にる留意して記述する。
舗装の点検評価 道路の分類と点検方法や各種のき管理基準などについて
舗装の診断区分とその状態、およびその改善方法について
各種の調査方法とその目的、および補修・修繕工法の選定について等
選択問題
1問回答
アスファルト
舗装の計画・調査・設計
当初の設計条件や舗装構成、供用条件、補修履歴等の前提条件を考慮 既設舗装を改修する場合において、供用目標年数などを考慮した各種の調査や設計、補修や修繕までの方法を選択し決定するまでの目的や根拠、その時に考えられる長所や短所について等
舗装の破損原因と補修方法
  • 供用中に発生した舗装の破損の種類とその原因やメカニズムについて
  • 破損を調査する方法や調査結果により考えられる舗装構成や路面の評価に基づき、経済性などを考慮した補修や修繕工法の選択について
  • 補修や修繕を行う際の留意点について等

「舗装診断士」資格試験合格者の推移

「舗装診断士」資格試験は、平成29年度から実施され、過去6回における試験の受験者数、合格者数および合格率は、下表のとおりです。

受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
平成29年度 3,037 679 22.4
平成30年度 2,653 347 13.1
2019年度 2,023 483 23.9
令和3年度 1,242 206 16.6
令和4年度 1,193 329 27.6
令和5年度 937 158 16.9
令和6年度 778 127 16.3
令和7年度 614 165 26.9
合計 12,477 2,494 20.0